消臭センサ&スプレーをハックしてみた①
アロマディフューザー的なもの自作への第一歩.
前回の「解体してみた」でなんとなく仕組みがわかったのでいよいよPCから制御してみることに.
minoritytech.hatenablog.com
今回は簡単にPCのシリアルモニタの入力からArduinoを介してスプレーを「シュッ」とさせることを目標にします.
まず,もう一度前回の「解体してみた」から仕組みを思い出す.
「シュッ」がモーターの回転で起こっていることはわかったので,モーターを制御しようかとまずは電圧を計測することに.
ちなみに基板はこんな感じ.
スイッチが入ったときのモーターの挙動はこんな感じ.
コマでみたところ,600ms程正電圧がかかって正回転したあと,200ms程負電圧がかかって逆回転してます.
…逆回転させるにはモータードライバが必要だ,めんどくさい.
ということで,ボタンスイッチのところをArduinoから制御することにしました.
こんな感じでスイッチ部から導線を出して,
http://www.hakodate-ct.ac.jp/~moriya/class/2Ssensing/text/006_01transistor.pdf
こちらのサイトを参考にして
ベースをarduinoの2番ピンに,エミッタをarduinoのGNDに,
コレクタとエミッタを先ほどスイッチから出した導線に
接続しました.
トランジスタはこちらを使用.
arduinoのコードはこちら.
int mot = 2; char ser; void setup() { // put your setup code here, to run once: pinMode(mot,OUTPUT); Serial.begin(9600); } void loop() { // put your main code here, to run repeatedly: while(Serial.available()>0){ ser = Serial.read(); Serial.write(ser); } if(ser=='1'){ digitalWrite(mot,HIGH); delay(100); digitalWrite(mot,LOW); ser=0; } }
これでシリアルモニタで1を入力するとそれが仮想スイッチとなって,モーターが駆動します^^
PC入力でシュッができました!
次はかっこいいインターフェイスをProcessingとかでつくって無線でとばしたいな